2007年8月。 猛暑の日本を飛び出し、涼しい国を旅しました。 スウェーデンのストックホルム郊外に建つ
建築家アスプルンド自身の別荘、「夏の家」。
入り江に面した傾斜地を活かして建物が配置されています。
入り江に向かって床レベルが少しづつ下がっていき 一番低いリビングは階段を活かして人が入れるくらいの丸い暖炉が鎮座します。 入り江に面した窓は切り取られた絵画のような景色を見せてくれます。 切妻屋根の水下側は天井がグッと下がり、リビングは囲まれ感があります。 また、リビングにはかわいい天使もいました。
アスプルンドの設計する建物は 人の気持ちに寄り添っていることが伝わってくるものが多く この別荘も都会を離れリラックスして過ごすために設計したのか
材料の使い方も素朴で、スケール感も広すぎず
心休まる空間がつくられているように感じました。